【続】ママのあたしが恋をした。
ドンッ






「あ、すみません…」






このマンションの駐車場に向かう途中で人と肩がぶつかった。







「へ…?嘘だろ?Kanare?」







こんな夜なのに。







顔も見えないくらいに暗いのに、ばれちゃうなんて…







「人違いです……」







そう言って立ち去ろうとしたのに、見知らぬさっきの男の人があたしの腕を掴んだ。







「俺がKanareちゃんのこと見間違えるわけねぇ!俺がどれだけKanareちゃんのこと……」







「離せよ。」







和登が来てくれたんだ……



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