小さな頃から 2
でも大事にしなくちゃ!!
近い将来、全部を俺のものにする予定だけど、ココロは純情すぎる所があるから少しずつ調教していかないとな‼︎‼︎
でもあまり、妬かせるんじゃねぇぞ!!
あまり妬かせると1レベからいっきに10レベまで上げるぞ!!
今日はこれくらいでおしまいにしといてやるよ!!
「ココロ、あんまり学校で笑うこと無いんだぞ? ……その顔可愛すぎて、他の野郎どもがココロの事見るから、シンちゃんはヒヤヒヤなんだからな!!」
「シンちゃん、妬きもち焼いてくれてるの??嬉しいな………でも、私、クラスで友達作らないと。
シンちゃんもクラスで友達いないと困っちゃうよ??」
俺は基本、ココロ以外の女には話かけたいとも思わんし、ココロさえいれば、
クラスでは1人でもいいんだけど、昔からなぜか友達作りは上手いみたいで、いつの間にかつるむ友達は出来てるんだよな。
でも、ココロはそういうのが極端に苦手だから、少しは我慢しないとな、俺も。
「そっか、わかった。ココロ、頑張ってるんだな‼︎‼︎えらいな。
何かあったら俺に相談しろよ?聞いてやるから!!ただし、男の友達は必要なしだからね!!わかった??
特に、ココちゃんて呼んでくる奴は1番危なくて、怪しいから絶対に近づくなよな‼︎わかった??」
「だーれーがー 危なくて怪しい奴だって?!!!」
「ウゲッ‼︎‼︎お前の事だよ!!アホが!!」
「清水くん!!」
「ココちゃん、何を吹き込まれてるかわからないけど、事実無根なので、気にしないで話しかけてね!」
と言って、ココロの手首を素早く握ると、自分の口元に持っていって、手の甲にチュッとキスしやがった!!
ココロはびっくりし様子で
すぐ自分の方に手を戻して下を向いて、泣き出してしまった。
「…ごめんね…シンちゃん。私…他の男の人にこんな……事されちゃったら、浮気かもね……うぅぅぅっ …ヒィックゥ……」
「「か か かわいい……」」
「おいテメェ!!お前がカワイイとか言うんじゃねぇ!!ココロは見た目は大人っぽいかもしんねぇけど、中身は純粋の塊なんだよっ!!!軽々しい態度取るんじゃねぇ!!いっつもお前の周りにいるヘラヘラした女どもとは違うんだ!!」
「そうだな…… 完全に俺が悪かった。
ココちゃんごめんね。本当にごめん。
それはキスのうちには入らないよ??
アメリカ式の挨拶なんだよ??
だから泣かないで。
本当に泣かせてごめん」