続*私とあいつの関係
 私が頷くと颯真は頭をポンポンとなでてから


「男に捕まるんじゃねぇぞ」


 と耳元で言ってから咲良ママたちの元に戻って行った。




「華音、私たちも行くわよ」



「…………うん、分かってる」



 赤くなってる顔を隠しながら言ってから、私たちも颯真たちの後を追うように階段を上がる。



 もうっ、私なんかが男の人に捕まるわけないじゃん!



 それを言うなら颯真の方だからね!




「じゃあ、入るわよ」



 ドアの前に来てからママが言い、パパがそっとそのドアを開けた……。
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