続*私とあいつの関係
「……なぁ、華音」



「ん?」



 優しい声で私を呼ぶ颯真。




「俺、華音のこと好きだよ」



「…………えっ?」



 な、何、突然……。



 いつもだったら滅多なことがないと言ってくれないのに。




「いつもは言わないけどさ、俺。……華音がいてくれて本当によかったって思ってる」



 抱きしめられてるから分からないけどきっと颯真は優しい顔をしながら話してると思う。
< 156 / 423 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop