続*私とあいつの関係
──バサッ──

「……へっ? 颯真?」



 いきなり俺が覆い被さったから驚いている華音。



「なぁ華音」



「なっ、何?」




「もう1回……する?」



 俺はなるべく低くて甘い声で華音の耳元で言った。



 当然、華音は顔を赤くしている。



 ふっ、こんな姿もいつまでも変わんないんだよな。



 出会ってからずっと華音は変わらずに初々しい反応をしてくれる。



 そんな姿が可愛いからついいじめたくなるんだよな~。
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