続*私とあいつの関係
「はーいはいっ」



 まだおかしそうに笑っている藍斗。



 しつこいやつ……。





「颯真様っ! さようなら」


「キャァっ! 颯真様と藍斗くんだぁー!」


「お気をつけて!」



 帰るときに女子に言われるのはいつものこと。



 だけど藍斗がいると余計に奇声がハンパない。




 それにイライラしながらも藍斗と一緒に優しい笑みを浮かべながら学園を後にしたのだった……。
< 208 / 423 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop