続*私とあいつの関係

君の大切さ *華音side*

 ──何だかすごく懐かしい夢を見た。




 まだ私が小さい頃、あるダンスパーティーに嫌々連れて行かされたことがあって……。



 小さい頃の私はまだ社交的に出来なくてあいさつをしたらすぐにベランダに逃げていた。



 パパとママはいろんな人へのあいさつがあるから私はいつも1人になってしまうように感じてて、パーティーが嫌いだった。



 今はさすがに嫌だとか言ってられないんだけどね。




 そんな時、たまたま一緒に来ていたおばあちゃんが私を探しに来てくれたんだ。



 今おばあちゃんは亡くなっちゃっていないけど、小さい頃はよくおばあちゃんに遊んでもらってた。



 そんなおばあちゃんはパパのお母さんだからすっごくキレイで若々しかったから、とてもおばあちゃんだとは思えないくらいだった。
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