続*私とあいつの関係
 そしてキレイな着物を着ているおばあちゃんに私はギュッと抱きついた。



『華音、パーティーって嫌い』



『あら華音ちゃん。どうしてそんなこと言うの?』



 優しい口調で言われて私は涙声でこう言った。



『だってパパとママが側にいてくれないんだもん。……華音、お家にいる方がいい』



 小さい頃ってみんなパパとママに側にいてほしいもの。



 そんな私の言葉におばあちゃんは私と目線を合わせるようにしゃがんで話してくれた。



『確かに華音ちゃんにとったらパーティーは嫌なものかもしれないわね。でも、こう考えると楽しいんじゃないかな?』



『……なぁに、それ?』
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