続*私とあいつの関係
 その言葉を聞いて安心した私。



 我ながら素直だなって思う。




「華音」



「……ママ?」「美華さんっ!」



 リビングからやってきたママに私たちは慌てて離れる。



 多分見られてはないけど、やっぱり恥ずかしいしね。



「せっかくだから部屋に上がってもらったら?こんなところで話すより全然ましだしね」



 にっこり笑うママに私と颯真は顔を見合わせる。



 そして。
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