続*私とあいつの関係
 びっくりして時計を見ると確かに佐々木さんが迎えに着てくれる時間になってた。



 はぁぁ~……、またやっちゃったよぉー。



 私ってぼーっとし出したら平気で時間を気にしなくなっちゃうんだよね……。



「華音ー?」



 落胆してる私に不思議そうにまた声をかけてきた颯真。



 うわっ、こんなことしてる場合じゃない!



「ごめん! すぐ行く!!」



 私はすぐにそう答えて準備してあった荷物を持つと、颯真が待っている玄関へ向かった。
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