続*私とあいつの関係
 連れてきてもらったホテルの最上階にこのケーキバイキングはある。



 さっき外で颯真が言ったように、このホテルの窓からはキレイな海と白い砂浜が見渡せれる。



 きっと夜になったらもっとロマンチックなんだろうなぁ……。




「……あっ、華音」



「ん? 何…………」



 何かに気づいた颯真は、いきなり私の方に手を伸ばしてきて、そっと私の顔に触れた。



「……そう……ま?」



 え? いったい何……。
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