続*私とあいつの関係
「……颯真。できたかー?」



 社長室の隣の別室で作業していた俺の元に父さんがやってきた。



 ……こんな風にのんきにな……。



「当たり前だろ……? ってかこれくらい自分で訳せよ……」



 嫌みを含めて言って資料を渡した。



 すると。



「俺にもけっこう仕事がたまってるわけ。それにお前にとっては将来の勉強になるわけだから文句言うな」



 と笑いながら言われた。



 そうだ。この人に嫌みは通用しないんだった……;
< 49 / 423 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop