ICE&FIRE ~氷の魔女と炎の魔王~
1-A教室前。





ちなみに自慢じゃ無いけどAクラスは優秀な人達しか入れない。





まあ、もうひとつ上にZクラスがあるけど。










とりあえず俺は、そっと教室に入った。










「亜月か。」





あ・・・青?






「うん・・・亜月だけど・・・」











「亜月、お前に告白した相手も一緒か?」






「え・・・あの・・・あの・・・」








「いるんだな。そいつも来い」








青・・・鋭い・・・そして何で告白って知ってるんだ?







「私だが?」




え・・・?



「ちょっと愛守?!」




愛守は何も考えていないのか、青の前に出た。















その瞬間、青は何か急に激痛が走ったかのような驚いた表情を見せた。






そしてその後、にやけた。




「ちょ、ちょっと青!!その人、Zクラスの''氷の魔女,,氷室さんだよ!!危ないよ!!」




桃ちゃんはそう言って慌てている。







「桃奈、俺は大丈夫だよ」




桃ちゃんの心配なんて考えていないだろう青は言う。






「あぁ・・・」





愛守は何か納得したような口調で言った。






「本当はお前に、お前が亜月への告白を邪魔しているのか?って聞いてやりたかったけどやっぱいいや。」



青は言う。







「ふぅん。お前は私と違って・・・いや、何も無い。とりあえず別の場所に行こう。」



愛守は言う。
















そして二人は、どこかへ言った。

















「ねえあっくん、あの二人、どうしたの?」



桃ちゃんは心配そうに言った。





「分からない。けど俺達が関わって良いことじゃ無さそう。」



俺はそう言った。
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