「お前は俺のモノ」【完結】
Distance with you approaches
「俺が持つから」


そう言って、彼は大量の紙袋をトランクから取り、手にした。


あれから私と彼は様々なお店に行き、必要なモノを購入して来た。
私が使う食器、ボディソープとか、そういう類のモノを本当にたくさん。

洋服もいらないと言ったのに、彼が無理矢理購入する。
私の趣味ではない洋服がたくさん。


ワンピとか、あんま着ないんだけどな。

過度に露出はしてないけど、女の子らしいふんわりとした素材のワンピース。
それを見て、やっぱりこういう服が好きなんだなって思う。



…ライブ当日にこれ、着たいな。
行けたらだけど。
< 101 / 254 >

この作品をシェア

pagetop