「お前は俺のモノ」【完結】
「…え?」
「一時間寝る」
「寝るならベッドに」
「ここでいい」
「………」
私が何も出来ないから、よくないんだけど。
そう思うけど、何も言えない。
ほんの数分で彼は眠りに落ちたのか、寝息を立てている。
サラサラな髪の毛。
その髪の毛を一度上から下へと梳かす。
きめ細かい肌。
整った顔。
あどけない寝顔。
普段、あんな言葉を話す様にはとてもじゃないが見えない。
一時間、何しよ。
テーブルの上にある参考書が目につく。
だけど、届きそうにもない。
ふうっと息をつくと、彼に再度視線を落とす。
「一時間寝る」
「寝るならベッドに」
「ここでいい」
「………」
私が何も出来ないから、よくないんだけど。
そう思うけど、何も言えない。
ほんの数分で彼は眠りに落ちたのか、寝息を立てている。
サラサラな髪の毛。
その髪の毛を一度上から下へと梳かす。
きめ細かい肌。
整った顔。
あどけない寝顔。
普段、あんな言葉を話す様にはとてもじゃないが見えない。
一時間、何しよ。
テーブルの上にある参考書が目につく。
だけど、届きそうにもない。
ふうっと息をつくと、彼に再度視線を落とす。