「お前は俺のモノ」【完結】
I am broken
翌日の目覚めはとっても幸せだった。
眩しさに顔を歪め、目を薄らと開ける。
そこには彼の寝顔。
私に回る彼の腕。
心地よい重み。
自然と笑みをこぼす。
陽子の事を思えば、胸が痛んだけど。
だけど、今は考えない様にした。
親友だなんて、もう言えないな。
「………」
アキラ。
好きだよ。
陽子がいるから、面と向かっては言えない。
だけど。
…心の中で言うなら。
いいよね。
それぐらいは許されるよね?
「…ん、タ…エ」
ドキっとして彼の顔を見るが、まだ目は閉じられている。
吃驚した。
…寝言?
夢の中に私がいるの?
私を少しでも思ってくれてるの?
眩しさに顔を歪め、目を薄らと開ける。
そこには彼の寝顔。
私に回る彼の腕。
心地よい重み。
自然と笑みをこぼす。
陽子の事を思えば、胸が痛んだけど。
だけど、今は考えない様にした。
親友だなんて、もう言えないな。
「………」
アキラ。
好きだよ。
陽子がいるから、面と向かっては言えない。
だけど。
…心の中で言うなら。
いいよね。
それぐらいは許されるよね?
「…ん、タ…エ」
ドキっとして彼の顔を見るが、まだ目は閉じられている。
吃驚した。
…寝言?
夢の中に私がいるの?
私を少しでも思ってくれてるの?