「お前は俺のモノ」【完結】
Oneself who changes
翌朝。
薄らと目を開けた私は寝返りを打って、至近距離にある彼の顔に目を真ん丸にした。
「え!?え」
ガバッと体を起こした私は頭を抱えながら軽くパニックに陥った。
ちょっと、何で?私、ソファで寝てなかった!?
どうしてベッドに?てか、何で彼と?
しかも、彼裸じゃん!!
記憶ないよ!?
私何も!!!
「……ん」
わたわたしてる私に気付いたのか、彼が色っぽい声を出しながら目を擦る。
「…何してんの」
掠れた声で、そう尋ねる彼。
酒臭いし!
相当飲んだな!
って、違う違う。
「えっと、私ソファに寝てなかったかな~?って」
「…ああ、俺が運んだ」
昨日、微かにあった彼に抱きかかえられる記憶は夢じゃなかったんだ。
…頭、撫でられたのも。
現実?それとも夢?
薄らと目を開けた私は寝返りを打って、至近距離にある彼の顔に目を真ん丸にした。
「え!?え」
ガバッと体を起こした私は頭を抱えながら軽くパニックに陥った。
ちょっと、何で?私、ソファで寝てなかった!?
どうしてベッドに?てか、何で彼と?
しかも、彼裸じゃん!!
記憶ないよ!?
私何も!!!
「……ん」
わたわたしてる私に気付いたのか、彼が色っぽい声を出しながら目を擦る。
「…何してんの」
掠れた声で、そう尋ねる彼。
酒臭いし!
相当飲んだな!
って、違う違う。
「えっと、私ソファに寝てなかったかな~?って」
「…ああ、俺が運んだ」
昨日、微かにあった彼に抱きかかえられる記憶は夢じゃなかったんだ。
…頭、撫でられたのも。
現実?それとも夢?