夏の日の思い出
最後の花火が終わったらまた、再び周りが闇に包まれた。

『綺麗だったね。』

「そうだね…。」

私たちは、そのまま座ったままでいた。
しばらくした時彼が口を開いた。

「あのさ……、来年もよかったら一緒に来ない?今度は、二人きりで。」

驚いて彼を見ると、少し照れ臭そうな顔をしていた。
だから、私は素直に返事をした。
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