離してなんかやるかよ。


それにこいつと倒れたのこれで何回目なんだろうな。


そんなことを思ってたらあいつが目を覚ました。



「…シューノン…?…って神崎!?」



あいつは俺に気づいた様で体を起こす。



それにつれて俺も体を起こす。



「おはよ」



あいつの肩に顔を置いて言う。



あいつは昨日これ食ってすぐ寝たのかな?


風呂入ってないのかな?



あいつからシトラスの香りがする。



たぶん松本ってやつの香り。



それで腹たってこいつにすげぇ触れたくなった。

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