離してなんかやるかよ。


俺はそんなこんなリビングに胡桃と行った。




「あ、2人共遅い!映画始まっちゃうよ」



「映画!?」



柚來が映画観る言ってるから何かと思えば…



「ホラー映画に決まってるじゃん」




だよな。



ってホラー映画、俺無理なんだよ!



苦手って前聞かなかった?






そう思ってるとポッケに入ってるスマホが鳴った。



電話の着信だ。


「もしもし」




「神崎くん!?急にごめんね…」





相手はバイト先の先輩。



「…なんですか?」



「シフト変わってくれる?」



「あーいいですよ。何時からです?」



「6時からなんだけどー…」



6時!?



家の時計をみる限り今5時半過ぎ。




6時まであと残り僅か。




バイト先は割りと近所にあるし急げ馬間に合う。




ホラー映画みたくねぇし…



「いいですよ!」




バイト行くか。



「ありがとう!じゃあ頑張ってね!」



そう言われ電話を切られた。



< 210 / 373 >

この作品をシェア

pagetop