離してなんかやるかよ。

「え、いいんですかっ!?先生」



担任の先生が驚いてる。


いや柚來もだけど…



「よかったな、宇佐美」



柚來は担任の先生にそう言われ瞬きを繰り返してる。



そんなこんなで柚來は保健室の先生の部屋に泊まることになった。



俺は直谷と松本と。



胡桃は鳳と。



担任と副担任は1人ずつ泊まる。



「部屋に荷物を置いたらすぐにホテルの一回のロビーに集合だ!いいな!?」



そして俺は直谷達と部屋に…



「ちょっと神崎くん」



「は、はぁ?」



先生に声をかけられ俺は耳元で言われた。


『あたしは副担任の部屋に泊まるわ。貴方は柚來ちゃんと泊まりなさい』




意味わかんねぇんだけど?


副担任は確かに女だから一緒に泊まっても副担任は嫌じゃねぇと思うけどさ。



なに?なんで俺が柚來と…?


「…じゃあそう言うことだから頑張って!」



なにを頑張るんだよ?



保健室の先生はそんなこんな俺から離れた。


え、ちょっと待って。


俺なにを頑張ればいいんですか―…?



なんで俺が柚來と同じ部屋なんですか―…?



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