離してなんかやるかよ。


「…おい、そこなに話してんだ?今おキレイな管理人さんがホテルのマナーについて話してるんだぞ。まあお前らはホテルのマナーより一般的なマナーのほうを先に勉強したほうがいいかもな」



…担任の先生は俺達を貶す。


そしてちゃっかり管理人さんを褒めてるんだけど?



先生の注意により、松本は


「まっ、頑張れよ」



小声でそう言って大人しく話すのをやめた。




保健室の先生もだけど松本も頑張れよってなにをだよ?



まさか話の経路的にヤること?




な…なわけねぇよな。


修学旅行でとか不謹慎過ぎる。




だけどそれしか思いつかない。


まじで松本たち何考えてるんだかわけわかんねぇ……。



そしてホテルの管理人の話は終わり



「今からNY巡りをする!荷物を部屋に取りに行ったらすぐに班でNYを巡れ。先生は1班1人はつけないから日本語が話せるガイドの人が2人いて先生がつけない班にはついてもらう。とにかく荷物を部屋に取りに行け」




担任の先生がそう言ってホテルの管理人をなにやら口説いていた。



「神崎。柚來とおんなじ部屋なったらしいね」



そして胡桃と鳳が俺のとこへ来た。



なんでこいつらもう知ってんの…。



「先生っ!颯とおんなじ部屋とかあたし…心臓がもたないです!」



「え、ひとつ屋根の下なのに?」



「うう…。翼にも言われたけど…」



なるほど柚來に聞いたのか…。



それにしても柚來、心臓もたないとか可愛すぎ。



そんなこと思ってたのか…。



ったく…。



「…颯。柚來ちゃんとやるの?」



「神崎くんと頑張りなさいよ!柚來ちゃんから「おい、お前らさっさと荷物を部屋に取りに行け!」



鳳がすげぇ上目遣いで俺に聞いてきて保健室の先生が柚來に何かを言おうとしたとき俺達は怒られた。




そして俺達は部屋に荷物を部屋に取りに行った。


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