離してなんかやるかよ。


そしてあたしはNYを歩き回り探すけれど……



人が多すぎて……疲れた。



そしてあたしは近くのベンチに座る。




「お腹痛いしもう無理…」




みんな迷子になって



あたしだけ一人ぼっち。



そんな中三希ちゃんが颯にアタックしてあたし寂しいの!颯だけ幸せになるなんて嫌!ってなって付き合ったらなったらどうしよう。




颯のこと信じたいけど…



三希ちゃんは颯だけ幸せになってもらいたくない。




颯は三希ちゃんを気遣ってでも三希ちゃんと付き合うかもしれない―…




「Hi」



すると突然サングラスをかけたアメリカ人に話しかけられた。




は、はい?



そして意味がわからない英語で話しかけてくるではないか……。





これはナンパ!?



プリティーとかいってるし!



いやいや全然あたし可愛くありませんがっ!




どうしよう、英語話せないしスルーしようか……。



それとも誰か心の優しい人が助けてくれることを……



待つか………。




それかこの人が立ち去るのを待つか……。



どうしよう、あたし。




もうどうすればわかんないよ―…



そしてあたしはパニック状態になり、意識を失った。





シューノンがあたしを見つめて顔を近づけてくる……。



キス…!?




シューノンでもだめ!



あたしには颯がいるの~!!



ガバッ…



ん?



あたしは目が覚めた。



ここはどこっ!?



さっきのは夢―…?




「Hi」


え……。



シューノンっ…!?



う、嘘~~~~~~~~~っっ!?




「お前すげぇわ。まじで」




「はいっ!?」




ここは何処なのか、よくわかんないけれどあたしはベッドの上にいて



颯までいてあたしの身に一体なにが……




なにが……………。




すげぇってあたしがすごい色気があるすごい女ってこと!?



あたし色気ないよ!?



あ、色気がないのに颯とシューノンとや、やっちゃう………


ってことがすごいのか!



「…お前シューノンに話しかけられたんだろ」




「は、はぁ…?」




「お前まだわかんねぇの?」




なにを颯が言ってるか読者様にもあたしにもわかんないっ…(☜は)




するとシューノンが本当にシューノンなのかまだ疑わしい人物がサングラスをかけました。




あ………。





まさかあたしにナンパしたのってシューノン~~~~!?



あたしすごいっ!



そうなんです、あたしが倒れる前にあたしにナンパした方はシューノンなんです。



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