離してなんかやるかよ。

「お、柚來!」


「柚來ちゃん、はろ~」



そして風呂に行くと翼と




クラスメイトの女の子が。


「三希ちゃんは!?」



「三希はもうあがったよ~。柚來あの子のバスト気になった?三希胸やばいからね~」




三希ちゃんの!?



いやいやいや、なんでそんなこと突然っ!!




三希ちゃんがいなかったらなんでかなぁって思っただけだよ。




「柚來ちゃん。街中で倒れたんだってね、大変だったね、まあNYのイケメンさんが助けてくれたし神崎くんもいたし助かってよかったよかった」




ええ、シューノンと颯があたしの救世主です。



お二人共ありがとうございます。


シューノンの英語がさっぱりで倒れたからシューノンはあたしの救世主なのかよくわからないけど…会えて光栄でした。



クラスメイトの女の子はシューノンのこと知らないし翼はシューノンに会ってないみたい。



翼によるとNY巡りのとき翼、直谷くん、松本くんと三希ちゃんが颯は何処にいたのかわからないらしい。




翼はあたしと颯が班行動から抜け出してデートをしてると思ってたらしい。



「…まあなんやかんやあったけどハッピーエンドだね。やっぱ神崎くんは白雪姫の王子様だね」



ぬぁっ!?



なんだそれは………



あ、告白大会のことか。



まだ覚えてるんだ。



「忘れて!お願いします!」



「お願いごとは神社でしないと。あたしにされてもねん♡」


「きゃっ…」




あたしはクラスメイトの女の子に思いっきり胸を…触られた。



「まだ神崎も触ってないのにあんたったら」



翼が余計なことを言っている。



「え~。まだやってないの?今夜襲いなよ、白雪姫ちゃん!あたしなんか彼氏と結構やったよ」



「えっ…なにさらっと言ってるの…?」




「あ、立ち話もなんだし恋バナしよ!!よし柚來ちゃんあたし達もうあがるから柚來ちゃん風呂あがったら翼の部屋来てね~」




え、恋バナ?



ガールズトークですか……。


「あ、風呂にも恋にも溺れたり酔ったりしなかったらだけどね」



「柚來気をつけなよ」



そして翼とクラスメイトの女の子は去っていった。


いや待って~!



え、恋にも風呂にも溺れるな?


気をつけなよ?




それは一体どう言う意味ですか―…



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