離してなんかやるかよ。


そんなこんなで神崎家着。


ぎゃ〜!


着いてしまった!



ここにあたしの荷物があるのか!
大切なスピーカーもあるのか!

よーし!


その時


付近から人の気配がした。

しかもすごいオーラ!


「ん?」



とっさに振り向いて首を傾げるあたし。



振り向いた先にはすごくキレイな方がいた。


うわ…

すごく美人…


すごく華のある方…


華こんなにあったらそりゃあすごくオーラあるわ。



「まさか宇佐美さん?」


すごく華のある方はあたしにそう尋ねる。

え!?


「あ、はい。宇佐美です…」


なんで名前知ってるの?


あたしこんな美人な方に名前知られてるって相当有名人!?


あ、まさか。


神崎さんの息子がやっぱりあのチャラ男で



チャラ男の神崎とあたしが同居するって噂がたっててそれを聞いたまさかチャラ男の彼女さん!?


怒らないで!


「どうか。神崎の彼女さん許してください」


あたしは頭をさげる。

「へ!?彼女!?あらっ~!あたしは彼女じゃなくて神崎お母さんよ!」


え。

チャラ男のお母さん!?


マジですか!?

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