流れ星
2章~以外な現実
「え~このクラスの担任に決まった奥原です。」
「んじゃあ今から1人づつ自己紹介を!」
みんなが次々と挨拶をして最後は雄次になった。
「上原雄次でえす!みんな気軽に雄次って呼んでなあ!♪」
『キャー♪ かっこいいー♪』
「・・・よし!みんな仲よくな!」
キーンコーンカーンコーン♪
先生も正直引いてるように見えた。
チャイムがなった。
私は1人でイスに座っていた。 
「あの・・・実ちゃん?」
「え・・・? は・・・い。」
「私相原カスミ! 良かったら友達になってくれないかな?」
「うん! よろしくね♪」
それから私はカスミと連絡先を交換した。
「ねぇ実~? 今日一緒に帰ってもいいかな?」
「うん♪他に2人いるけどいい???」
「全然OK!」
キーコーンカーンコーン♪
『実~♪』
「咲~夏華~!!!」
「・・・誰?その子?」
「あっ!カスミって言うの今日一緒に帰りたいって言うんだ♪OK?」
『OK♪』
「じゃあ私ここだから♪」
『うん!バイバイカスミ♪』
自然と私達に溶け込めたカスミは笑顔で帰っていった。
「あのイケメンと同じクラスになった~♪」
私は自慢げに言った。
「マジで~?いいな~」
「何?何なのそれ?」
咲が不安そうな顔をしてこっちを向いている。
「教えてよ~」
咲が私達に言った。
『しょうがないな~♪』
私と夏華は笑いながら言った。
「雄次って言うんだ♪超イケメン♪」
「マジ? なんで咲には教えてくれないのさ~!!」
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