流れ星
【どうしたの?】
私はそっけない返信をした。
【別に~?】
【ふ~ん。。。ぢゃぁね!】
またそっけない返信をしちゃった・・・。
それから雄次からの返信はなかった。
「なんか疲れた。」
私はお風呂だけ入り晩ご飯も食べないで眠りに付いた。
ピピピピピピピピピピピ・・・
「ぅ・・・う~ん・・・。」
「ヤバっ!晩ご飯食べてなかった!」
私はいそいで朝ごはんの準備をした。
え?
私部屋から雄次の姿が見えた。
「い、いってきます。」
誰もいないのに雄次になんか知られたくなくて1人で声を出していた。
「おす!」
「ゆ、雄次?どうしたのこんな朝早く・・・」
「イヤ~カスミちゃんから実の家庭複雑って聞いて」
え・・・?
私家のことは誰にも話したことなかったのに・・・。
「本当?」
「あ! カスミちゃんは実の雰囲気で分かったみたいでさ!」
「ふ、雰囲気?」
「うん!! まあ!学校行こうぜえ♪」
「あっちょっと待って! 友達と約束があるの・・・」
「あ~俺も一緒てダメかあ↓」
「イヤ!そんなんじゃあ・・・」
「んじゃあ!あとで♪」
雄次は朝日の前で私に飛びっきりの笑顔を見せた。
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