幸せー叶わない恋ー
それを知ってから私は一緒に登下校
するのを断ろうとしました。
しかし
「お前を迎えに行かなくなったら寝坊する。」
そう言って断らせてはくれませんでした。
毎朝一緒に登校しても、裕君の
思う人は私の親友………。
これはどうしても叶わない恋。
わかっていても嫌いになんてなれなかった。それどころか
好きが増えていくばかりです。
「結苺ー!ついたぞ。」
『あっ!はい!ありがとうございました。』
「んじゃ電車乗るかー。」
『はい!』