狼くんに振り回されすぎて

試合は中盤、相手チームがややリード


「ちょっと足が止まってきてるかも」


私がそう思った矢先
監督がタイムアウトを要求し
コートにいるみんながベンチに戻ってきた


「崎本くん、相手の4番は速攻来やすいから
すぐにブロック体制になれるよう張り付いて」

崎「うっす」


「皐月くんはブロックカバーしっかりね
加賀屋くんは……そのままでよし!」

加「なんか俺だけ適当じゃね!?」


「宮田くんは〜…うん」

宮「えっ、うんって何だよ!逆に不安だな」


ピーーッ!


大「よし、巻き返してやろーぜ」

加「まぁー俺らなら大丈夫だろ!」

宮「自信もって行こーぜ!」
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