狼くんに振り回されすぎて
宮田くんからの思わぬ言葉に
しばらく私達は固まってしまった
宮「最近不況だったらしくてな、
それに設備も古いし山の地盤が悪いみたいで
市からの通達もあったみたいなんだ」
「そんな……」
崎「どうにかならないんすか?」
宮「こればっかりはな…」
皐「俺、最初はこんなボロクソな場所って
思ってたし、虫ばかりで嫌だったけど
けど…なんか寂しいっす。いきなり終わるなんて」
宮「皐月、ありがとな
じいちゃんに伝えておくよ」
大「あの、キャプテン」
宮「どうした?大神」
大「最後に俺らにできる事、なんかないすか?」