狼くんに振り回されすぎて
俺だけわかってればいい
翌朝ー
今日は練習があるため
私は準備をして学校へと向かう
そしてしばらくいつもの道を
歩いていくと
「おはよ」
「…なんでいるの?」
「何でって今日練習だから」
学校へ向かう途中にある
郵便局の目の前にあるベンチに
大神くんが座っていた
「練習行かないで何してるの?」
「何してるって、彼女を待ってた」
「なっ…」
よく恥ずかしげもなくそんな事を…
いや、もしかして
私がこういうのに慣れてないだけ?