あの日の恋は永遠に。
ここ、どこ…?
辺り一面花畑。とても綺麗だなぁ。
「おい」
だれ?
「お前、なんでここにいんだよ。」
あ、ルカくんか。
久しぶりだなぁ。
「ルカくん、なんでここにいるの?」
「それ俺が聞いた。
てか、ここ、天国らしーぞ?」
…?……テンゴク??
あっ!天国!
「そっかぁー、
私、死んじゃったんだね。」
だから、花畑なんだ。
納得、納得。
「てか、お前、来るの早すぎじゃね?」
「そー言えば、早いのかな…?」
そーいや私、
りおんちゃんに殺されたんだっけ?
「んで?なんで来たの?」
「えっと……。
友達のりおんちゃんに殺されたの。
彼氏とるなー!って言って。」
「はぁぁ?
お前な、俺がいながらも浮気か?」
「ちがう!ちがうの!
男の人が、私の事好きらしくて…。
取ったわけじゃないの!」
「ふーん…。まぁ、いーや
ゆりかが来た理由も分かったし、
結婚でもするか?」
…ぇぇぇえええええ???!!!
「な、なな、どどこで?
い、いいつ、すすするの??」
「お前、かみすぎだっつーの。
ここ、天国。分かる?
結婚くらい簡単だから。」
あ、そっか。忘れてた
「俺は、ゆりかを愛してる。
結婚しよう。」
「はい。
私も、ルカくんを愛してます。」
わぁ。薬指に、指輪が…。
「すごい…、綺麗だね。」
「それ、俺がデザインした」
「す、すごい…です……。」
「まぁな、だからお前には
幸せになってもらうぞ。
もし、幸せじゃなーい!とか言ったら
どうなるか分かるよな?」
「大丈夫、そんなこと言わないよ。」
「ゆりか、愛してる。」
「私も、ルカくんのこと愛してるよ。」
end