君の隣で。
「あ、サークルオリエンテーションのことか!私は美鈴と行くと思うよ。ね、美鈴行くよね?」
一緒に座っていた友人、美鈴に声をかけた。
「サーオリ、行く行く!私バドサー入りたい!」
生野美鈴もまた昨日の入学式で知り合った友達だった。
美鈴は中学高校とバドミントン部だったこともあり、大学でもバドミントンを続けるつもりらしい。
「バトミントンサークルっていくつかあるよね、私もバドサー入ろうかなあ。」
私の母が大学でバドミントン部であったため、私もよく母と一緒にバドミントンをしていた。
私はバドミントンが大好きだった。