クロ * Plan of plot * Ⅰ
「…彼方くん。お母さんはもう、、」
「……嘘だ、、
ひび…母さん………」
「…お葬式も終わっちゃったのよ、、」
俺が目覚めたのは2人が死んだ日の一週間も後だった
「…これから何処で暮らさなきゃいけないの?」
父親はいないし兄弟もいない。
何処で暮らすの?
「…彼方くんのおじいちゃんとおばあちゃんのところよ」
「おじいちゃんとおばあちゃん?」
母親の両親だろ、、?
なんで?
俺は一人でも大丈夫なのに?
母親が家事をしないから何でも出来るし。
母親の貯金もあるから何だって大丈夫
…どうせ遺産目当ての奴らなんだろ?
……逃げ出そうかな
「彼方くん。おばあちゃんですよー?」
そんなことを考えていたら母親の両親がやってきた
「いくぞ」
なにも言っていないのに腕を引っ張られ、連れてかれた
でも俺は耐えられなくなって家を出てきた
あいつらから逃げてきたんだ。
それから全員が嘘ついてるように見えて、信じられなくなったんだよ…」
凪「…つまり、葉亮を拒絶したのは葉亮に危険が及ばないため。
殴ったのも嘘をついたのも全部葉亮の為ってことか」
全員が俺を見て答えを待つ