クロ * Plan of plot * Ⅰ
担任「遅刻ですよ。宇佐見くん」
HR中の教室に普通に入る
真面目な担任は黒縁メガネをかけてる男
空「すいません。
理事長に編入生を教室に案内してくれと言われたので理事長室に居ました」
担任「えっ!?あ、そうなんですか。ならいいです」
瞬の名前を出せば黙るしかない担任
他のクラスもそうだ
斗真と蓮以外の教師は瞬が怖いから名前を言えばすぐ黙る
空「そうですか。
ところで編入生連れてきたんですが」
俺の後ろに隠れている輝の手を引く
担任「あ、あぁ。そうなんですか?
え、と名前は??」
瞬も忘れてたくらいだからな。
聞いていないんだろう
空「矢口輝くんです。
席は理事長が俺の隣にしてやれって言ってたのでよろしいですよね?」
担任「あ、はい。」
人見知りで人間不信の輝を他のやつの隣にしたら壊れてしまう
だから瞬の名前を貸してもらった
輝行くよと小さい声でいい、手を引っ張って自分の席に座らせた
空「先生。矢口くん俺の席でいいですよね?
俺の席はあとで空き教室からもってくるんで」
担任「は、はい。そうしてください
で、では少し早いですがHRを終わりにします」
担任は逃げるように教室を出ていった
輝「…弱いの?」
担任は。と言う意味だろう
空「…弱いよ」
輝に答え、手を差し出す