私と君とあの子の関係。
それから何分か話していると、
薫さんと(薫さんと呼ばされました…。)お母さんは仲良くなり
私だけ違う世界にいるような気がします…。
「あ!そうだ!美紅ちゃんおいくつー?」
……えっ?
「……あ、15です。」
いきなりびっくりした〜。
「じゃあ中学生?」
「いえ、高校です。」
「あら、ごめんなさいね〜!うちにも息子がいるんだけど高校2年生なの!!
仲良くしてあげてねー。」
薫さんにも息子さんがいたんだ…!
「それと、同じ高校だったらよろしくねー!」
「あ、はい。」
私はただの軽い返事をした。
今後、その息子さんと
何かが起きるかもしれないのにーー…。