鉄の女には深い愛情を
大学に着いて、午前中の講義が終わり
今私たちは構内のカフェに来ている。


甘いモノに目のない私は
お昼は軽く済ませて、特大の苺パフェを堪能中……


んーーうまっ‼︎


「テン、よくそんなの食べられるね!
私は見てるだけでお腹いっぱい」


千里は見た目と違って酒豪で、甘いモノが苦手で、しょっぱいゴマせんべいとかが好きなの。
だからいつも私が甘いモノを食べてると
いやぁな顔して見るの。


ちなみに私は、ほとんど飲めない。
飲むとすぐ赤くなって眠くなっちゃうんだ。これもまた見た目に反してるらしい


私は酒豪で日本酒何杯でもいけます!
みたいな感じに見えるらしい。


「ここの苺パフェが1番!!大学卒業しても来ちゃうかも(笑)」


「そういえば、テン聞いてる??
この学校って交換留学制度があったじゃない?入学してすぐ行って、今時期に帰ってくるらしいね!」



「へぇ〜、交換留学って海外の大学生と生徒を入れ替えるんじゃないの?」



「私もそう思ってたけど、、違うの。
あくまでこの大学生の生徒として行って卒業は自分の大学でするんだって
で、入試でほぼ満点取るような優秀な人しか選ばれないらしいよ〜!
しかも、帰ってきた人は大学の用意した部屋に卒業までタダで住めるらしいよ〜
頭良い人って特だよね〜」



「そうなんだ〜!きっと将来安泰だろうね‼︎」


「まっ、うちらはうちらでやらなきゃいけない事しっかりやって、来年の就活にそなえよっ!」


私はあることをスッカリ忘れていたので流れるようにその話は終了になって、
雑談しながらも、午後の講義の予習を2人でしていた。



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