鉄の女には深い愛情を
「さて 天、やっと2人きりになれたな」

と言ってイケメンスマイルを見せてきた

どんなに悪魔な健夫だったとしても
この男は顔とスタイルだけは極上にいいのでドキッとしてしまうのである。


ちなみに悔しいが健夫は長身で
顔良し、頭良し、スポーツ万能で
性格悪しなのである


「な なによ?!」


「相変わらず、素直じゃないな!天は…」


「はぁ〜、どうせ私は可愛げのない女ですよ!
んったく!誰のせいでこんな捻くれた女になっちゃったと思ってんのよ……」



「それって、俺のせい?」



「今までの仕打ちからするとそうとしか考えられません。」



「そっかぁ、ごめんな」



「はぁぁあっ〜‼︎何言っちゃってんの?今まで私がどれだけアンタに虐げられてきたかわかる?
そんな軽いごめんな!なんかで許せるわけないでしょっ!
あんたは私と関わらないで。
それでいいじゃないの!!」


「それは却下!!
でも悪かったって本気で思ってる。
兄貴の結婚式の時も!
あんな言い方して悪かった!!」


深々と頭を下げた。






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