鉄の女には深い愛情を



な な な なんなのよぉっ〜〜!!


調子狂うじゃないの!!


アンタが私に頭を下げるなんてっ!!


ぶるぶるぶるっ


…天変地異だわ………



「ちょっとぉ〜 健夫なんか変なモノでも食べた??それとも頭100回くらい
うったんじゃないの??」


えらく心配になった私は健夫のおでこに手を当てようとしたら


バシッと手首を掴まれて
びっくりした私は
よろけてベットへダイブ
気がついたら私はベットの上で仰向けになって健夫が上から覗き込む体制に


ぎぃやあああーー!!!!


「ちょっと会わないうちに随分と積極的になったもんだなぁ〜 天。」



更に、ありえないことに健夫はそのムカつくくらいの綺麗な顔を近づけてきた



「ギャー!! うわぁー!!
やめなさいよ!!この変態野郎が‼︎‼︎」


私はこれでもかってくらいジタバタしてアイツの股間に膝蹴りかましてやりやした


「…うっ‼︎‼︎‼︎ってぇ‼︎‼︎‼︎」


悶え苦しむ健夫



最上級のイケメンが股間を蹴られて悶え苦しむ姿……………



「ぷっ‼︎(笑) わはははははは(笑)
ぶっ!ふはははははは(笑)
ごめん!健夫大丈夫??ぶふっ(笑)」



もうウケるー!!(笑)


あーお腹痛いー!!ぶはははは(笑)


おかしすぎで涙がでてきたぁ〜(笑)


健夫は前かがみになって今だに悶えてる


「ねぇ、ごめんってば!!
本当に大丈夫?!」


と言って、腰をポンポン叩いてやる



「…ふぅー おぃ、さすがの俺もそこまでは鍛えきれてねぇ。」



と言いながら復活を遂げた



起き上がってきた健夫と目があって


「「ぷっ‼︎(笑)」」


少しの間、2人で笑いあった

< 15 / 53 >

この作品をシェア

pagetop