鉄の女には深い愛情を
お風呂からでて
部屋でタンクトップに短パン姿で髪を乾かしてると


健夫が入ってきた。


「天…おはよ」


ギューッと抱きしめられた


「ちょっと!なにすんのよ!髪の毛乾かせないじゃない!
それにいくら健夫でもね
ここは年頃の女の子の部屋なの。
軽く入ってきちゃダメでしょ!」


「え?もしかして
お前昨日なにも覚えてないの??」


はっ?
なにっ??


「お前昨日あの後、舞さんの進めでどんどんお酒飲んじゃって……って覚えてる?」



「………ごめん。 なにも…」


「知りたい??」


「……うん」


「本当に?後悔しない??」


「……後悔するようなことあったの?」



「俺はないよ! 俺は寧ろ今最高に幸せ!
人生で1番ね、まぁ俺がお前の初めてじゃなかったのはムカついたけど、回数で上回ればいっか!と考えなおしたし」



「ん?ふぅーん…そうなんだ
あ あのさ、
私昨日何か変なもの食べた?」


「へっ?昨日はチーズやら
ケーキやら食べてたけど変なものは食べてなかったと思うけど?
てか、お前良くケーキでビール飲めるな…(笑)」


じゃぁ、この痣はなんだろう?


虫刺され?


なんか聞いたらいけない気がする。


でも聞かなきゃいけない気がする。


よし、私も女だ!
覚悟決める!!!!

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