鉄の女には深い愛情を
「ねぇ、健夫、私の身体にね、凄いたくさん何かが出来てるの。変なものに当たったんじゃないとしたら虫刺されかね」
一瞬、ん?となった健夫だったけど
すぐに思い当たる事でもあるのか
ニヤリとしてこの私の質問に答えをくれた。
「なんだよ〜
本当に覚えてないんだな。
それはなキスマークだ。
うん。俺がつけた。」
へ?
え?
えええええええ??
キスマーク?
これが??
嘘でしょ!!
だって、私だってキスマークくらいつけられた経験あるけど
こんなんじゃなくて、もっと目立たない所に申し訳なさそうにポツンとひとつだったよ!
「ちょ ちょ ちょっと!なにしてくれてんの!」
「え?だって、許可はちゃんと取ったよ」
「…誰に??」
「お前に」
「え?本当に?」
「うん」
「そっかぁ なら仕方ない。
でもさ、これはやりすぎじゃない?
耳の下の所なんて大きすぎて地図みたいになってるよ」と言ったら
「どれどれ」
と言ってこっちに寄って来たから
髪の毛を書き上げて抑えて、首を少し曲げて見やすい体制にしてやる。
そしたら健夫はあろうことか
その痣があるところに
カプッと甘噛みしたあと
ペロリと舐めた
「ギャッ!」
「なんだ?その色気のない声は。
昨夜は本当に可愛かったのに…
お前の首が吸い付きやすくて
吸い付いたらこんなんなっちゃったんだ よな…
痛いか??だったらごめんな。」
と私の頭を撫でながら言う健夫
ん?
「ちょ ちょっと!昨夜は…ってなに?」
「昨夜は俺とお前が一つになった」
「え?」
「だから俺がお前を愛して愛して愛しま くった」
「え?」
「もう、しつけぇな。俺とお前がセックスした日だ!!」
「ぎゃーーーーーー!嘘でしょぉ?」
「いや、本当。」
「お開きになった後、アニキ達は帰って
俺たちは少し話てたんだ。
俺がアメリカにいる間の事とか、色々な。そんで、お前が立ち上がろうとした
瞬間グラついてデーブルの上のものひっくり返しちゃって
飲みかけのビールとかワインとかさ
んで、俺もお前もびしょ濡れになっちまったんだ。
天は慌てて俺にシャワー浴びるように言って。
天は自分の部屋のシャワー浴びると言って部屋に行った。
シャワー浴びてから
心配になって天の様子を見に行ったら
裸でタオルに包まれてベットにもたれて寝てたから、ベットに運んで寝かせた。
そんで、ちょっとからかってやろうと思ってちょっかい出したら
私は純情乙女な処女じゃないから
そんなの動じないなんて言うから
嫉妬で頭がカーッとなって
気がついたら押し倒してた。
後悔した時には、もうお前がかわいすぎて引き返せなかった。
っということで、天、責任とって。
俺の気持ちだけじゃなくて、身体まで縛りつけたんだから!
俺と付き合え。
これは強制事項。
わかったか?」