鉄の女には深い愛情を
そして、高校は絶対違う学校に行くぞ!!と思い
少し遠い学校を選んで受験したのに
試験の日になぜか健夫もその会場にいた


高校までもが一緒になってしまった。


毎日違う女が変わる変わる健夫の腕に手を絡ませて歩いてるのを見ると
アホらしくて馬鹿馬鹿しい。


その頃にはもう私は健夫と目すら合わせなかった。


そんな私の初恋の人で心のオアシスだった明夫くんが


私が高校2年の時に結婚してしまった。


家族ぐるみで仲が良かったので
結婚式にも招待されて
気分はどん底だった…


結婚式が終わった後
せめて、告白だけでもしておけば良かったと後悔した。


悲しくて辛くてどうしようもない時にあの悪魔は


「ご愁傷さま〜」と言い放ちやがった!


もうその時の事は思い出すだけで
はらわた煮えくりかえるわっ!
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