ありがとう
そして、昼休みに絢音ちゃんがアタシのクラスに来て
「寧々ちゃん、ちょっといい?」と言ってきたのだ

そして、階段のとこに腰掛け絢音ちゃんが話はじめた
「寧々ちゃんって海星の事好きでしょ?」

「へ? 何でよ?」とアタシは少し動揺しながら言った

「だって、お昼のとき切なそうに見てたし…」

「そんなことないし(笑)」と笑いながら応えた

「知ってるよだから今後、海星に近寄らないで?」と言われ
思わず目を見開いてしまった。

「ていうかさ、アタシはただの幼なじみだよ? 何も思ってないから」
とアタシは言った。

「あーもう、めんどくさいな 絢音ね嫉妬深いの。だからお願いっ
近寄らないで? ただの幼なじみなんだから良いでしょ?」と絢音ちゃんに言われた。

「わかった」と言おうとした瞬間

「近寄らないで ? あんたさ海星はモノじゃないよ?
そんなん自由じゃん。これ以上 寧々に近寄んな。」と後ろから走ってきてくれた。

絢音ちゃんが芽衣を睨みながら去って行った

「寧々っ、大丈夫 ? 気を付けな」と抱き締めてくれた

ありがとう芽衣
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