ありがとう
そして、月日が経ち

もうアタシたちは卒業の時期を迎えた

あの日以来、海星とは話してない
近寄ってもない。

ごめん、海星。
ごめんね。

そして、卒業式が終わり、帰ろうとしたとき
海星に呼び止められた

「おい、いい加減にしろよ 何があったんだよ」と言われ
アタシは全て話すことにした

「信じてくれないかもしれないけど、アタシ絢音ちゃんに言われたの
海星に近寄んな」ってだから近寄らなかった

「ちゃんとした理由あんじゃねぇの?」と質問された

思いきって言った、どうせ最後じゃんか
「アタシ、海星の事好きだったから、余計辛くて……」と
しだいに涙が溢れてきた。

「やっぱな」と海星が言った

「え?」と言うと

「あの昼休みんとき、河西が寧々を呼び出したときに春川が言ってたんだよ。」

「何て?」

「絢音って子この前、駅前であんたじゃない男と路チューしてた」って

「その日に河西を問い詰めたんだよ」

「そしたら、しました」って言ってよ

そんときに振ってやった。と海星が言うと

アタシはきょとん としてた。
海星が真剣な顔でアタシに言う
「ごめんな、辛い思いさせて、それと俺と付き合ってくれ」と

アタシは笑顔で言った
「ありがとう、よろしくお願いします」と

海星ありがとう。ごめんね。ありがとう。
だいすきです。
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