MY☆HERO

これからのこと




「ファアアアァ」


私は思わず大きなあくびが出て手で口を覆った。


「眠たい?」


それを見られてたことで恥ずかしくなって顔が赤くなっていく。


「う、うん」


「うーんどこで寝てもらおう」


颯斗くんが悩む。


「あ、私どこでもいいよ!床でもどこでも!」


「そんなのだめだって!!風邪ひいちゃうよ!?僕のベッド使っていいよ!僕ソファで寝るから!!」


瑞希くんが自分の部屋に案内しようとしている。


「で、でも!!」

「いいって!!遠慮しないで??」

そう言ってベッドに倒された。

「あ、ありがと・・・」

「うん、おやすみ」


そう言って瑞希くんはドアを閉めて出て行った。




それからしばらくして私は寝てしまった。



今日は悪い夢は見なかった。














―――――――――――――――――――――――――






起きてスマホの時計を見た。


「10時・・・?」


やばいっ!!!真司さんが起きてる!!!



私はそう思ってすぐに飛び起きてリビングに向かった。




リビングのドアを開けると3人がいた。


あっ、そっか。昨日はここにお世話になったんだった。


「おはよう。どうしたの?そんなに急いで起きてきて」



瑠衣くんが言ってきた。

「お、おはよう・・・・」



それにつられて瑞希くんも颯斗くんも「おはよう」と言ってきたからちゃんと返した。





< 29 / 53 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop