MY☆HERO
・・・・・・ん???????????????????
「同じ学校・・・・?」
もしかしなくてもこの人たち昨日希穂が言ってた人たちじゃ・・・・。
「あれ、もしかして知らなかった?」
「知らなかった・・・・」
いや、そりゃあ同い年とは知ってたけどこの辺いっぱい高校あるから・・・。
瑞希くんがあれれ?とか言いながら頭をかいている。
会おうともしないって・・・・思ったばっかりじゃない。
てか、希穂が不良不良言うからどんな怖い人かと思ってみれば・・・・。
きっと私は急な衝撃事実で驚いて顔がすごいことだろう。
すると、急に下から瑞希くんが覗き込んできた。
「ぬぅわぁ!!!!!」
急に覗き込まれたためびっくりして変な声出てしまった。
「怖い?」
私は思わず「え?」と返した。
「怖い?」
いや、聞こえてたけど。
瑞希くんがもう一回聞いてきた。
「ううん。怖くないよ。こんなに優しくしてくれたのに怖いなんて思うわけないじゃん」
本当に怖い人ならこんなに優しくしてくれるわけない。
ていうか、本当にこの3人は不良なのか・・・・?
髪の色が派手なだけじゃ・・・。
私は思わずジロジロ見てしまっていた。
「ん?なに」
瑠衣くんが私の視線に気づいて聞いてくる。
「あ、いや、本当に不良なのかなー?と」
私はあははと言いながら聞いてみた。
「んーわかんない。喧嘩してるところ同じ学校の人に見られてからじゃない?」
ね?と瑞希くんがほかの2人に同意を求める。