MY☆HERO







案外大きいし、若い子が好きそうな店が多いから私たちぐらいの歳の子が多い。



それにしても、彼ら・・・目立つ。髪の色!!

目立つ!!瑠衣くんは髪の色は普通だけど結構背高いしイケメンだし、颯斗くんは青っていうか紫っぽいしこれまた背高いし、瑞希くんにいたってはピンクだし・・・・。


目立つに間違いないし・・・・。



すっごい視線が痛い。


「じゃあまずはー・・・・」


彼らは気にしていないもよう。


まずはじめに雑貨屋に訪れた。


「やっぱり一緒にご飯食べるならお茶碗とお箸とお皿、コップは必要だよねー」


そう言ってそれらが売っているコーナーに移動した。





「わぁ・・・・かわいい」


やっぱり若い女の子を目的とした店だから可愛いものが多い。


「どれでもいいよ」


瑞希くんがニコッと笑って言ってきた。



ん?どれでもいい?なに、その言い方。まるで買ってあげるよと言ってるような・・・。


「え、私が買うよ?」


「え、僕らが買うよ」



なんで?!おかしいってば!!


「私は住まさしてもらう身だよ?!そこまでしてもらわなくてもっ!!」


私が自分が払うと主張として次の瑠衣くんの一言で崩れ去ってしまった。




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