呪いの着メロ
 満足した腹に、ほどよいお湯で一日の疲れを癒した俺は、部屋に戻って本の続きを読もうと再びベッドに寝転がる。

 えっと、どこまで読んだっけ?

 しおり、はさんどきゃよかったな。

 確か、女の子が転校生とであった所までだったような気がするんだけど・・・・・・

 まぁ、大まかなあらすじはわかっているから、そこからでいいか。

 しかし、やっぱり文字がぎっしり詰まっていると眠くなるな。

「ふわぁ・・・・・・」

 確かこれの返却って、借りた日から最大一週間だよな。

 また今度にしよう。今もう読んでも頭に入らない。

 俺は適当なしおりを探し出して、それをページに差し入れた後、本を閉じた。

 そしてそのまま、眠気に身を委ねていった。

 まだ寝るには早い気もするけど、眠いから仕方ない。


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