マジすか学園4
はじめてのダチ
次の日
真子がマジ女の玄関に入ると、ゆりあが待っていた。
「昨日はいきなり蹴ってごめん。
わたし、ピースって呼ばれてるの。よかったら真子もそう呼んで!」
ゆりあは真子を見て、笑顔でそう言った。
急にどうしたんだろう?
真子は少し不信に思ったが
「わかった。ケガ、大丈夫? わたしもやり過ぎたから。」
「ふふっ!わたしね、真子とダチになりたい。真子、わたしと手組もうよ!
私たちならてっぺんとれる気がする!」
真子は昨日のネズミからの言葉を思い出していた。