四葉のクローバーが散るとき…
やけショッピング
私は、
半分残っているオムライスを、
奥歯で涙を
耐えながら食べた。
その時のオムライスは、
味がしなくて、
まるで、
砂のようだった――――――
弘人たちに見つからないように
ファミレスを出た私は、
ショッピングモールへ向かった。
分からないし、悲しいし、
悔しいよ?
でも、だからって
死にたいって思っても、
勇気がでないんだもん。
それに、そんなことのために
命捨てられない。